家族の看護・介助がしんどい…心的負担軽減の為の豆知識

若くして看護・介助を続けている方ですと、悩みを吐露する相手が側にいないがために苦心している人がよくいるのですが、これは同じ年頃ですと親しい人に似た境遇の人が多くないことの他にも、昨今の親戚付き合いなどが少なくなりつつあるのが遠因ではないでしょうか。看護と介助をする側にとって孤独に感じるのは過大な心労の要因になり得ます。ですから独りで悩まず、関係者で役割を分掌する様に家族全員と話し合っていくようにしましょう。何でも良いので支援してもらえる人、悩みに付き合ってくれる相手をつくってみて下さい。毎日続く介助・看護生活というのは内面的・体力的に窮屈で、辟易する方がいる事でしょう。ですが、共通する境遇にいる人は社会に大勢います。限界が来る前に吐き出せる環境を確保する事が大切です。